この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Best name
第2章 ピュアな世界



『…タキガワ クン?』





そっぽ向いてたアイがこちらをみた





そうだ
アイはオレの名前さえ知らない




オレも…〃アイ〃という通称しか
彼女の事を知らない


近しい人にもアイと呼ばれているし…
まったくの偽名ではなさそうだが






『~なんだァ?アイお前
お友達の名前も知らずに
付き合ってるのか?!ハハハハハ~!』




『……』

ムッとして、また横を向くアイ





オレはサイフから名刺を出して
アイとソウタさん双方に差し出した


軽い感じで挨拶して


『改めまして…』





『おぉっと、これはご丁寧にどうも!』




ソウタさんも慌てて名刺を出してくれた





院長:葛城 爽太




名は体を表す…


中々…体を表す名前かもな




アイに目をやると
オレの名刺に目を落として
じっとみていた



ん?と言う顔でオレも彼女を覗き込んだ






『タキガワ・・・ヨシキ?』





アイが一人言のように
小声で読み上げた






『ハズレ(笑)・・・リョウキ』








『良希くんか!アイとは

どこで知り合ったんだァ~?』








ガンガン突っ込んでくるなぁー…この人(笑)







『ええ…と』



答えようとするとギロっと視線が来る



アイに、少々鋭く睨まれている







ありのまま言うのはマズイみたいだ






『えぇ…自分の仕事で行った先に
彼女がいらして、それでたまたま~…』







…こんなんでイイか?

あやしいだろうか





取りわけ睨まれてはない






『ほぉ~…。リョウキくんは今いくつ?』





『自分 28です』




『若っいなぁ~!!』





ソウタさんは42歳だそう


年齢よりかなり若く見える





何かとやり手なこの人にも興味が湧いていた

/986ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ