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第23章 やさしさで溢れるように
『いやっ・・・!!』



咄嗟に外へ出ようとしたアイルを
オレの方を向かせて両肩を掴み
ドアに押し付けた





『っっう・・・っ…!』


『・・・』



ドアに押さえつけたアイルを見下ろす





ひどく動揺するアイルの顔


まるで・・・蛇に睨まれた〃仔犬〃





『何…するのよ…っ・・・どいて…?』


『……』






『私に…さわらないでっ!…お願いっ!!』


『……っ』




肩を掴んだまま
強引にアイルの唇を塞いだ









『んっ…んんんっ・・・ん~~!』



アイルは当然
オレを全力で拒否してきた



ひたすら両手を…両脚を動かして
オレの胸を押し返したり
足を踏んずけたりして、逃れようとする








パチンっ・・・!!








アイルの右手がオレの頬を叩いた




一度・・・アイルのカラダをはなした






『…っ』


『ハァ…ハァ・・・何でっ…!?
なんでこんなことするの?
…リョウキ、最低だよっ…』







そうだ・・・

なんの異論もない。





オレはサイテーな事を

今まさに考えてるんだ





身勝手なことを・・・また。





アイルを傷つけることをわかっていて…


オレの身勝手のために…






『ぃやっ・・・何…考えて…っ』

『……』




アイルの両手を押さえて
再びドアに押し付け
また口づける



『んんっ…!んー!…

んん~~!!!んっ・・・』




『……』







『ん…っ…ん~…ぐっ…んんっ・・・!』



『?!っつ・・・って…』






ガリっと…

アイルがオレの唇を噛み切ってはなれる

オレを突き飛ばして部屋側に回ろうとしていた




『ハァ…ハァ…やめてって・・・
・・・言ってるじゃないっ…』


『アイル…』



『~~っ。ぁっ…』

慌てたアイルが
後ろ向きのまま玄関の段差に引っかかって
シリモチをついた


『~~ッッ…』

『…』


構わずに手をのばそうとするオレに
恐怖するアイルが
シリモチをついたまま後ずさりする



『やだ…あたしに、さわらないで…
こっちに・・・こないでぇっ…』






それでいいんだ。



アイル…そのままオレを拒み続けてくれ

〃最後まで〃…どうか
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