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第24章 One Love
『…〃さよなら〃が・・・

・・・どうしても言えなかった』





『・・・うん』


ソウタさんが
少ししんみりとした声を出した




『もう…絶対会えない
会っちゃいけないんだ…って…思っても
どうしても言えなかった

…言いたくなく・・・なかった

言えなかったし…聞きたくなかったの
リョウキの口から…〃さよなら〃って…。

聞いたら…私
どうなっちゃうんだろう・・・って
・・・こわかった。

聞けなかった・・・だから』






〃アイル・・・そんなことを…〃




オレは、あの大雨の日

オレの元から走り去った

アイルの姿を想った。





キュッと・・・胸が締め付けられた。






『~そうか、そうか・・・』


『私が・・・弱くてズルかったから』





『うん、うん』


『私が・・・にげちゃったの』





『うん…うん』


ソウタさんが
ワシワシとアイルの頭をなでながら
頷いてた



…出るに出ていけないオレ


どうする・・・?







『おぅ、リョウキ~サンキュウ!
ソレ開けて足してくれるかぁ?!』





〃え"っ・・・?〃



うしろに・・・
目ついてんじゃねーよな?
と言いたくなる背を向けたままのソウタさん


『えっ・・・』


同時にアイルがオレの方を振り返った

次第にカァ~っと顔が赤くなるアイル



『~♪』

なに食わぬ様子で
パタパタと火をおこすソウタさん


『ゎ…私っ・・・マナさんよんでくるっ…』



赤面したアイルが逃げるように走っていく






『~…だとよ?(笑)』

『~~~~…』



返答出来ないオレに
ソウタさんがニヤニヤと笑いかける


『~ベタボレだぁな
アイルのやつ~お前に
ヤケるぜ~?』



『そ…んなんじゃ・・・』



『~ジョーダンだ♪
あの、どーしょーもない口下手と不器用は
手強いぞリョーキ?覚悟あるのかぁ~?』



『…ふふっ。…もちろんです』



『ハハハハハ!!よし、火いいぞ~!
リョーキ肉焼け、肉~♪』


『~…ハイ』




『~マナミのやつ、まだ寝てんのかぁ?
全部くっちまうぞ~!?』


『…マナさんいないと
この量 確実に
食いきれないんじゃないスカ?(笑)』



『~そりゃ間違いないな!よーし!起こせ!』


(笑)
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