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Best name
第25章 焦燥と迷走
アイルが男を避けるように
向きを変えたりしてるのが見える
男が・・・・・・しつこい
イライラして信号が変わるのを待つ
「ねぇねぇ?
そんなシカトしなくてもいいでしょ?
寒いしさ、お茶しようよ♪
少しだけ!・・・ね?」
『・・・』
「オイオイ~そりゃないよ~」
『人・・・待ってるから
どいてください・・・』
「ず~~っとまってんじゃん!?
カレシ?こないって~(笑)!
ほら行こうよ♪」
『・・・・・・ハァ』
カツ カツ カツ
足音を立てて近寄るが
気付かない
アイルも・・・男も
ガシ・・・・・っ
無言で・・・しつこい男の肩を掴み
見下ろして睨みつけた
「・・・・・あ」
『・・・・・』
『・・・』
男以外・・・・・・無言
ようやく気づいたアイルも
黙ってオレを見上げた
「あ~・・・ハハ…すんませ~ん」
男は、そそくさと立ち去った
『・・・リョウキ』
『…わりぃな・・・待たせたな』
『…う・・・ううん』
あれ・・・なんかオレ
冷たい言い方した
・・・。
・・・・・・。
向きを変えたりしてるのが見える
男が・・・・・・しつこい
イライラして信号が変わるのを待つ
「ねぇねぇ?
そんなシカトしなくてもいいでしょ?
寒いしさ、お茶しようよ♪
少しだけ!・・・ね?」
『・・・』
「オイオイ~そりゃないよ~」
『人・・・待ってるから
どいてください・・・』
「ず~~っとまってんじゃん!?
カレシ?こないって~(笑)!
ほら行こうよ♪」
『・・・・・・ハァ』
カツ カツ カツ
足音を立てて近寄るが
気付かない
アイルも・・・男も
ガシ・・・・・っ
無言で・・・しつこい男の肩を掴み
見下ろして睨みつけた
「・・・・・あ」
『・・・・・』
『・・・』
男以外・・・・・・無言
ようやく気づいたアイルも
黙ってオレを見上げた
「あ~・・・ハハ…すんませ~ん」
男は、そそくさと立ち去った
『・・・リョウキ』
『…わりぃな・・・待たせたな』
『…う・・・ううん』
あれ・・・なんかオレ
冷たい言い方した
・・・。
・・・・・・。