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第25章 焦燥と迷走
固まるアイルの手を引いて

テキトーに部屋を選んでカギを受けとる





部屋を開けてアイルを先に中に入れた。







コートをソファにかけて
ジャケットを脱ぐ・・・


アイルはそんなオレをみて

ポツンと

部屋の真ん中に立っていた





不安げなアイルに近づいて

軽く作り笑いする







『・・・なんてカオしてんだよ…(笑)?』



『・・・べつに』







『脱げば・・・?』







『えっ・・・』







『・・・コート』





ハンガーを手にとってアイルに見せる


アイルが明らかに動揺して尻込みした




アイルがそっと白いコートを脱いだ



オレが受け取ってハンガーに掛ける






『あり・・・・・がと』




『~…シャワー・・・先行けよ…。』






『う・・・うん』




返事はぎこちなく

アイルは動かない





いつもの・・・

モジモジする

可愛いアイル・・・・・ではない






落ち着かない様子で
目をキョロキョロとおよがせ

チラチラと
オレの様子を伺っている…


そんな様子だ。





アイルにしてみれば

〃意味不明〃





当然だ・・・無理もない





オレ自身が…

自分の状況をわかってないのだから





アイルにとって…

理不尽どころではないだろう

…ちゃんと謝るべきだ。






だけど…説明ができない

ナゼ・・・?




オレは・・・ガキか?

ただのバカか?

それとも・・・

アタマがどうかしちまったのか…?





ソファから立ち上がって

突っ立っているアイルに近づいた






ピクリとアイルが反応してオレを見る





『・・・それとも、このままがいい?』




アイルを抱き寄せる






瞬時にアイルの肩が

びくんっ・・・と大きく動いた





少し・・・ためらったが



構わずにアイルを



そのままベッドに押し倒した・・・

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