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第3章 君の十色


『ま、アイルに聞いてみたら??』





の…一言がくる





最近のソウタさんからは
この一言がよく出る





オレが聞くことで答えないこと
流そうとすることには大抵こう言ってくる。








~・・・そのアイルとは全く平行線なんだよ






ほとんど喋ってもいない。












『リョウキ!もうひとつ教えとく

誕生日だ!アイツ来週

~本人はきっと忘れてるぞ♪』









『そ…ですか』










『まぁアレだ。単純なやつには単純に
色々聞いてみたら良いさ

~1時過ぎてる
アイツ散歩にでるぞ?』








ソウタさんが背中を押すようにオレを促して
~…オレはアイルのいる店の方へ行った
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