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第27章 嫉妬
土曜の午後



仕事を終えたマナミが
カフェでアイルの勉強に付き合っていた



…といっても実質は
殆ど女子トークであろう



マナミの問いにアイルのペンが止まる







『最近リョウキとどうなの♪?』





『べつに…。とくに…かな

でも・・・何でです?』






『それならいいけど!

ん~…リョウキって

かなり寛大な人なのかな?ってさ』








『え…?』




〃寛大な人…に

違いはないと思うけど・・・な〃






明白なワケもなく
アイルはドキッとした





『いや、だってさ…仕事も
もしくはその後もずっと

カイトとベッタリでしょアイ?

…そういうの
何も言わないのリョウキは?』









〃え…?それは・・・どういう…〃



『は…い。とくに・・・は』







『へぇ~…大したモンだねアイツ!?

ただのイケメンじゃなかったワケだ?(笑)』






『…ぇ…でもマナさん、どうして?

カイトと私は何も…だって私たち…』









『甘い!!アマイねぇ~アイルンは~♪』





マナミがパフェのスプーンを
アイルに向けて少し軽快に笑う








『え?・・・』






『男は所詮・・・〃オトコ〃だよ?

これだからオコチャマは~♪』







『は・・・・ぁ…』



〃なに?…わかんないよ。そんなの〃






『ん~…リョウキが
どう思ってるかは別よ?

けど…アンタとカイトは幼なじみ
〃男女〃ではない

親しい事も、一緒にいることも
何も不自然じゃない

周りもわかってること・・・~

だ・け・ど・・・?』







『・・・だ・け・ど・・・???』





アイルがつられて
ポカンとオウム返しする





・・・


・・・・・・






『リョウキにとっては
ただの〃男〃だよ?カイトは

アンタの、親や兄弟じゃない…

〃ただの男〃

それも自分と歳も近い若い男

リョウキから見たら…
彼女と昔から親しい

よくわかんない
〃オトコ〃…かもよ?』









『・・・・・』





〃それは・・・仲を・・・疑う

・・・ってこと?・・・なの?〃
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