この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Best name
第28章 約束と絆
軒並み平均よりも
頭ひとつ・・・飛び出てたお陰だろうか
運良く・・・オレは、見つけた。
息を切らして駆け寄り、肩を掴んだ。
驚いたカイトが
オレを見て・・・・・・絶句。
『ハァ…ハァ…ハッ…ハッ…
カ…イト・・・テメェ~…』
ブン殴る素振りをして拳を振り上げる。
目を見開いたカイトはすぐに切り返す。
『なんやリョウキ!
そないな汗だくで~・・・
って!・・・ちょ?!
なんやイキナリ~~!
ちょちょちょい!?
待ちぃーな!!!なんや~~』
『ハァ…ハァ・・・
なんや・・・じゃ…ねぇ!…
ハァ…ぶざけやがって…ハァ…ハァ…』
『~~ハハハハっ…わるいわるい!
すっかり忘れてしもてん!
イヴ終わってまうとアカンからな~!
クリスマスはムコウじゃ大イベントや!
日本とまたちごぅて特別なんや~
オレ、クリスチャンやし?
すっぽかすワケにいかんくてな!
急遽、予定早めてもーてん!』
~よくもまぁ・・・こう喋るヤツだ。
『ハァ…ハァ…ハァっ・・・
もうちょっと…
〃マシなウソ〃つけっての!
こんな時期に簡単にチケット
とれるワケねーだろーが…っ』
カイトは…初めから
全て決めていたんだろうから
『~ソウ兄の仕業かいな~…?
ハァ~・・・アホやし…』
『ハァ…アイル・・・来てるから…。
会ってやってくれよ・・・』
スマホを出して
アイルに電話しようとする手を
カイトに止められる。
『…~アカンて…』
少し寂しそうに微笑むカイトが
オレの手をはなさない。
〃クソっ…。アイル、どこだ!?…
早く来い・・・アイル!!〃
頭ひとつ・・・飛び出てたお陰だろうか
運良く・・・オレは、見つけた。
息を切らして駆け寄り、肩を掴んだ。
驚いたカイトが
オレを見て・・・・・・絶句。
『ハァ…ハァ…ハッ…ハッ…
カ…イト・・・テメェ~…』
ブン殴る素振りをして拳を振り上げる。
目を見開いたカイトはすぐに切り返す。
『なんやリョウキ!
そないな汗だくで~・・・
って!・・・ちょ?!
なんやイキナリ~~!
ちょちょちょい!?
待ちぃーな!!!なんや~~』
『ハァ…ハァ・・・
なんや・・・じゃ…ねぇ!…
ハァ…ぶざけやがって…ハァ…ハァ…』
『~~ハハハハっ…わるいわるい!
すっかり忘れてしもてん!
イヴ終わってまうとアカンからな~!
クリスマスはムコウじゃ大イベントや!
日本とまたちごぅて特別なんや~
オレ、クリスチャンやし?
すっぽかすワケにいかんくてな!
急遽、予定早めてもーてん!』
~よくもまぁ・・・こう喋るヤツだ。
『ハァ…ハァ…ハァっ・・・
もうちょっと…
〃マシなウソ〃つけっての!
こんな時期に簡単にチケット
とれるワケねーだろーが…っ』
カイトは…初めから
全て決めていたんだろうから
『~ソウ兄の仕業かいな~…?
ハァ~・・・アホやし…』
『ハァ…アイル・・・来てるから…。
会ってやってくれよ・・・』
スマホを出して
アイルに電話しようとする手を
カイトに止められる。
『…~アカンて…』
少し寂しそうに微笑むカイトが
オレの手をはなさない。
〃クソっ…。アイル、どこだ!?…
早く来い・・・アイル!!〃