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Best name
第28章 約束と絆
『アイルっ…走れ!!!急ぐぞ!!』
空港に着くと
アイルの手を引いて
ひたすらターミナルを目指して走った。
『っっひゃぁっ…っ!』
『!?』
アイルがつまづいて
思いきり転んでしまった。
『大丈夫かっ・・・!?』
『…っ・・・・・・ヘイキ』
オレが起こそうとする間もなく
アイルは立ち上がって
再び同じスピードで走り出す。
ようやくターミナルに着くが…。
人・・・・・・人・・・・・・人・・・。
わかってはいたが
人でごった返していた。
『ハァっ…ハァ…ハァ…
ど…どうしよう…どこに…ハァ』
『ハァ…ハァ…
ニューヨーク行き…。・・・あれだ』
『…荷物とか預けてるのかな
それとも・・・
どうしよ…こんな…人、いっぱいじゃ…』
アイルは完全に動揺している
オレは電光掲示板の便をみて
状況を伺う。
『…〃搭乗手続中〃だ…
間に合うかもしれない!
いや・・・〃見つける〃ぞ!!絶対に!』
『で…でんわ…。でも…でも…』
『アイル!!…
もう電話はつながらない。
…二手に分かれるぞ!?
お前そっちから・・・・・』
『…~~~…』
〃・・・・・ったく・・・!〃
『早く行けぇっ・・・・・っっ!!!』
アイルを大声で一喝する。
『っっ…うんっ・・・・・はいっ!』
アイルの背中を押して
オレは反対側へと走る。
両側から回り込めば少しは確率が上がる。
ひたすら…人混みをかき分けて
カイトを捜す。
〃あのヤロ・・・
見つけたらタダじゃおかねぇ〃
空港に着くと
アイルの手を引いて
ひたすらターミナルを目指して走った。
『っっひゃぁっ…っ!』
『!?』
アイルがつまづいて
思いきり転んでしまった。
『大丈夫かっ・・・!?』
『…っ・・・・・・ヘイキ』
オレが起こそうとする間もなく
アイルは立ち上がって
再び同じスピードで走り出す。
ようやくターミナルに着くが…。
人・・・・・・人・・・・・・人・・・。
わかってはいたが
人でごった返していた。
『ハァっ…ハァ…ハァ…
ど…どうしよう…どこに…ハァ』
『ハァ…ハァ…
ニューヨーク行き…。・・・あれだ』
『…荷物とか預けてるのかな
それとも・・・
どうしよ…こんな…人、いっぱいじゃ…』
アイルは完全に動揺している
オレは電光掲示板の便をみて
状況を伺う。
『…〃搭乗手続中〃だ…
間に合うかもしれない!
いや・・・〃見つける〃ぞ!!絶対に!』
『で…でんわ…。でも…でも…』
『アイル!!…
もう電話はつながらない。
…二手に分かれるぞ!?
お前そっちから・・・・・』
『…~~~…』
〃・・・・・ったく・・・!〃
『早く行けぇっ・・・・・っっ!!!』
アイルを大声で一喝する。
『っっ…うんっ・・・・・はいっ!』
アイルの背中を押して
オレは反対側へと走る。
両側から回り込めば少しは確率が上がる。
ひたすら…人混みをかき分けて
カイトを捜す。
〃あのヤロ・・・
見つけたらタダじゃおかねぇ〃