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第29章 星屑の幸せ
展望ラウンジのレストラン。




クリスマスイヴ・・・



席は、いっぱいに埋まっていたが
テーブルとテーブルの間は
かなりゆったりと間がとられていて
落ち着いた雰囲気だ。



カップル、夫婦…年齢層は
オレたちよりやや上に見える。



静かな雰囲気…。





アイルは…ややカチコチになってるが(笑)

雰囲気としてはアタリだったな?と思う。




『リョウキ…私

テーブルマナーとか…わからないよ…』




緊張気味なアイルが
ボソボソとオレに言葉を投げる



『最近のフレンチは
箸使えたりするトコ多いみたいだぜ…?
たしかここも~…。
それより・・・外観てみたら?』




席は、運良く窓際。

ネオン・・・

夜景が一望できる席だった。




『…わ…ぁ・・・っ』



アイルの表情が
ようやくゆるんで…

というか
一変して笑顔になる。



単純なやつ(笑)・・・なんてな


よかった。





『眺めは どうですか お姫サマ?(笑)』





『こんなの初めて・・・すごーい… 。

リョウキ・・・ありがとう…っ』





アレ?…(笑)・・・空回った。




アイルは景色に夢中だ


子どもみたいに目をキラキラさせて。





『ふふ・・・楽しめよ』





『・・・キレイだね…。

星空・・・まるごと

ひっくり返したみたい…』




これもまた独特な表現をする。





そんなアイルを眺めていると
ウェイターが
乾杯酒のシャンパンを運んできた



グラスに注がれる
ピンク色のシャンパン。





『ぁ・・・』



テーブルのキャンドルに
照らされるグラスを見て
アイルがかすかに声をあげる。




『・・・カンパイするだけ
飲まなくてイイから・・・』


『・・・・ぅん』



グラスをアイルの方に傾け
アイルもグラスを手にとった。










『『カンパイ・・・』』
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