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第29章 星屑の幸せ
『『あけまして、おめでとうございます』』


年末をゆっくり一緒に過ごして
アイルと年を越した。




『今年もよろしくな・・・アイル』

『こちらこそ・・・よろしく』




例年ならグータラと(?)
寝正月になるんだか…


今年はアイルの命令で(笑)?


いや…彼女の配慮で
オレは実家に帰ることになる。




『…ゆっくりしてきてね?』



『ああ・・・うん』

〃すぐに戻るけどな…〃




チラチラと見るオレに気付いて
アイルがオレを見つめ返す。





『?』

『アイル…どうすんだよ?』




『ふふ・・・実家に行ってくるよ』

『そ・・・うか』






『すぐ近くのね(笑)』







なんだ(笑)そっちか。





『ふふっ…毎年1日だけは
なんか・・・

ソウタさんちで過ごすって
なってるんだ

一緒に…お雑煮つくったり』




『(笑)親孝行しておいで。
戻ったらオレも挨拶に行くから』




『うん』





一緒にオレの家を出て…別の方向へ

しばし別れる。



と言っても
お互い翌日には戻っていることが

どちらからともなくわかり
また一緒に過ごした

実家から戻った足でアイルを迎えに行き
オレの家に戻った。



『い…一日で戻ったの?…もぉ
もっとゆっくりしてきたらいいのに
…ご家族だって、さみしいじゃない…』



『べつにすることないからいーの。
近いし、顔出したら十分だ(笑)』



別にアイルに
気を遣ってるワケじゃないし

誤解されたくはない
一緒にいたいだけだから。




『アイルは?…あとはずっとオフ?』



『うん。…ぁ、でもソウタさん
二日間くらい実家に帰るから
その間マロンたちを見に行く』



何だかんだで
のんびり過ごせそうだった。




そしてアイルが
なにやら持ってきた鍋やおせちを広げる



『どしたのソレ?』




『ソウタさんちで沢山作ったの
持ってきちゃった

一人だとさすがに作らないし(笑)
お腹すかない?

あ…でも、おうちでもう食べてきたよね…』




『…腹減った(笑)…それ、鍋のって…』





『お雑煮!…味が染みて美味しいころだよ』

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