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第30章 それぞれの、生きる場所…
年がかわり・・・早数日。



会社や仲間内の新年会も終わり
新しい年の日常が出来ていく。






「タキガワさんっ!!!
今日は…本っっ当に
すんませんでしたっ・・・・・・!!!」



仕事をしていれば様々なことがある。



『~気にすんなって。お疲れ』



オレもイイ歳だ。


後輩のミスをフォローしたりなんて…
時には、そんな事だって当然ある。




「~ハァ…」


3つ下の後輩
城田が 大きくため息をついた。


『~そんなショボくれんなって。

ん・・・行くか?』




時には…落ち込む後輩を連れて

飲みに行くことだって…時にはある。






『うい、おつかれ』

「おつかれっス!!…」



シロタは、人当たりも良くて
爽やかでハキハキとした

いかにも体育会系上がりといった感じで(笑)
オレとは良く気が合った。

人懐っこくて先輩や上司に可愛がられる
さっぱりとしたイイやつだ。





…ミスはよくするやつだが(笑)





こんなに落ち込むのは珍しい…。




『~?珍しいなお前、んな落ち込んで。
成長したってコトか?(笑)』





「そりゃないっスよ~!タキガワさん~…。
オレだって~…。ハァ~…」




『ふふっ…ナンだよ?なんか別件か?
何かあったか?』



時には…
後輩の悩みを聞いたり




ちゃんと〃先輩〃してるコトだってある(笑)





「いや~…ハイ、オレ…
彼女と別れたばっかなんスけどね…」




『ゴフっ・・・・・・』






なんだ・・・〃ソッチ〃の話かよ。


~こりゃ長くなりそうだぜ(笑)





本来なら

〃公私混同するんじゃねぇ!!〃

とでも叱責したい所だが…?




しょぼくれてる後輩に

そう冷たい事も言えず

オレは……。




「いや、なんつーかですね…」

『~引きずっちゃってるワケね…オマエ』






ま…酒の席だ、仕方ない。
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