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第30章 それぞれの、生きる場所…

アイルが慣れない手つきで
グラスに酒を注ぐ






『あっ・・・』



『・・・～っと』





『ごめんっ！

…ぁ、あとこれも・・・ワタルさんから』



『・・・？』





コンビニの袋みたいなモノを差し出される。








『リョウキの好きな

〃オツマミ〃だって(笑)さすがだよね♪』






『・・・マジかよ』








『ぁ・・・ラブレター

入れたって言ってたから…

開けてない・・・(苦笑)』









なるほど。

それで、コレね・・・。









・・・って…









『ラブレタぁ・・・？だぁ？！(汗)』










気色ワリーこと言ってんじゃねぇっ！！！


い～～歳して！！！








『ふふふっ…良い人ね

ワタルさんホントに

リョウキのこと好きだよね♪仲良し～』







『……クサレ縁だ』







・・・～何々？

この紙切れのことか？








…。




……。






〃オツカレ♪リョーキ

いつまでも中坊みてぇな妬き方してると

アイソつかされんぞ～♪

影武者ならいつでも引き受けるからな(笑)

アイルチャンの手ふにふに～(ﾊｰﾄ)

しっかりヒニンしろよ～？ b～y ワタル〃











……。






…ツマミとは







この・・・ゴム製の







〃明るい家族計画グッズ〃







のコトか？(苦笑)









ったく…あのバカ

主旨メチャクチャだし…

どっちがチューボーだ！？




やること中坊以下だぞっ！！










『ふふ…ワタルさん何だって？』








『……(汗)！？』





とてもお見せできまい(笑)








中からでてきた避妊具を隠して…





グ・シャ…っ。









手紙を、ひねりつぶす(笑)