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第31章 君の手と僕の手
ブーー・・・ブー…



一息つくと

タイミングよくケータイが鳴る。




メール・・・





……アイルだ。




〃38℃まで下がった。ヨーグルト食べた〃




『・・・クス』



ちょっとだけ笑えた。





普段は、余程のことでもない限り

アイルは仕事中に連絡なんて

絶対によこさない。




オレが心配しないように……って

してきたんだろうな。




〃夕飯、食べたいものあったら

メールいれといてくれ。すぐに帰るから

あったかくして寝てろよ〃










一人…ハラハラ

一人…〃胸中悪態まみれ〃のオレだったが



なんとか仕事を終え

すり抜けるように

さっさと定時に社を後にした。




駅を出たオレは……


再びハラハラ


と言うか・・・ウロウロするハメになる。








・・・アイルに何食べさせようか。




リクエストのメールとかはとくにない

寝てるのか?

まぁ、あまり食欲なんかないんだろうけど。




なんかしら

とにかくちゃんと食べさせないとな




栄養があって体にやさしいもの…。

食べやすくて…美味くて

できればアイルの好きなもの…





~~あーーー・・・。






RRRRRR







『もしも~~し♪
~どしたの?めずらしい(笑)』









『あ~・・・とですね、スイマセン』










レスキュ~~・・・。








オレは本日は

マナさんに助けを求めていた(笑)






会社のOLだとメンドクセーしよ…
こりごりだからな。



『フフっ・・・~なんてね♪
アイルのことでしょ?~』


『え・・・・・』





御察しが良く…




加えて偶然?

マナさんは近くにいるという。





なんという大幸運・・・!!




オレは二言返事でお願いして
マナさんと落ち合った。




天の助けだ~~。

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