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第32章 最高の名前
『アイルの~・・・ちぃと
〃弱いトコ〃でもあるから

まずは・・・〃男〃が

まずオメェが堂々としてろ!…って
そう言っただけだ

バカヤロ・・・チクショ~・・・』






グイグイと・・・酒を煽るソウタさん…。






本当に・・・・・・・そうだろうか?





・・・。





さっきの

ソウタさんの・・・瞳(め)の奥に…





かすかにだけど


オレが感じとった〃なにか〃・・・。






少し・・・




・・・考え込む。







……。





……。










さっきの・・・アレは





オレが感じとったのは…






瞳の奥に・・・浮かんでみえた




・・・・・・〃怒り〃。









ソウタさんの・・・怒り。






ソウタさんは明言しなかった。






オレの背を押してはくれても

マイナスな事はひとつも言わない。



…口は・・・・・・・時々ワルイが。





オレは直感的に思う…。






つい・・・〃出てしまった〃


・・・・・のだろう・・・と。







確証はない。




オレが直感的に

ただ思っただけのことだけど




アレは…


アイルの親に対する


ソウタさんの・・・・・・・〃怒り〃。






誰にも言わず・・・表に出さず

一人・・・・・抱えてきた怒り。







〃それは、ない〃・・・の言葉。





…そう言ったのは




〃『そんなことは、言わせておけない』〃




と・・・言った意味ではないだろうか。





〃『娘を捨てた親に今更

そんな親に何も

反対などされる筋合いはない』〃






・・・オレには・・・そんな意味に聞こえた。











ソウタさんが話してくれた

キレイな理由ばかりでは

やはりないのかもしれないな……。
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