この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Best name
第32章 最高の名前
一方のアイルは…
大きな重い扉を
ひとつ開けたと言った感じで
むしろ落ち着いて過ごしていた
緊張…の中にも
ワクワクしている様子さえみてとれる。
オレは素直に嬉しかった。
間違った選択ではなかった・・・と。
これで良かったんだ・・・と。
『アイル明日休み…?
~ワルイんだけどスーツ
クリーニングに出しといてくれないか?』
『?・・・うん、良いけど。
リョウキ…?
そんなに…気を遣わないでね?』
その日が近づくにつれて
オレたちも様々な準備をしていく。
心の・・・・・準備も。
『アイルのご両親って……どんな人?』
なごみはじめてきて
オレは知らぬ間にアイルに
普通にそんな話もしていた。
『んー・・・パパは
何考えてるかわかんない
って言うか・・・
あまり喋らないけど言うときは言う
そんな人・・・かなぁ?
リョウキのお父さんは???』
『~うちも……そんな感じかな。
自然と…特に親父となんか
喋んなくなるっていうかな』
『んふふ・・・っ
お父さんって…そゆものなのかなぁ?』
『ふふっ・・・かもな?~お母さんは?』
『ママは……うん
カッコいい・・・ママ・・・。
いつもお仕事頑張ってて…なんか
動じないって言うか
〃つよい人〃・・・・・・かな』
『ほぉ~・・・つよい人かぁ』
『うん・・・ママが泣いたのとか
私・・・一度もみたことないの…』
『マジか・・・』
大きな重い扉を
ひとつ開けたと言った感じで
むしろ落ち着いて過ごしていた
緊張…の中にも
ワクワクしている様子さえみてとれる。
オレは素直に嬉しかった。
間違った選択ではなかった・・・と。
これで良かったんだ・・・と。
『アイル明日休み…?
~ワルイんだけどスーツ
クリーニングに出しといてくれないか?』
『?・・・うん、良いけど。
リョウキ…?
そんなに…気を遣わないでね?』
その日が近づくにつれて
オレたちも様々な準備をしていく。
心の・・・・・準備も。
『アイルのご両親って……どんな人?』
なごみはじめてきて
オレは知らぬ間にアイルに
普通にそんな話もしていた。
『んー・・・パパは
何考えてるかわかんない
って言うか・・・
あまり喋らないけど言うときは言う
そんな人・・・かなぁ?
リョウキのお父さんは???』
『~うちも……そんな感じかな。
自然と…特に親父となんか
喋んなくなるっていうかな』
『んふふ・・・っ
お父さんって…そゆものなのかなぁ?』
『ふふっ・・・かもな?~お母さんは?』
『ママは……うん
カッコいい・・・ママ・・・。
いつもお仕事頑張ってて…なんか
動じないって言うか
〃つよい人〃・・・・・・かな』
『ほぉ~・・・つよい人かぁ』
『うん・・・ママが泣いたのとか
私・・・一度もみたことないの…』
『マジか・・・』