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第32章 最高の名前
『二人・・・とも

今日は・・・ありがとう・・・ございます』





アイルがオレとソウタさんに一礼した。






おっと…

アクシデント(?)に見舞われ、うっかり…。





オレもアイルに並んで

遅れながらソウタさんに一礼した。





『あ~…もう、いいから。

お前らも~…少し……休んでなさい。

そろそろ約束の時間だ』





〃休んでろ〃?・・・って。





ようやく落ち着きを少し(?)

取り戻した(?)

ガチゴチのソウタさんだが…




緊張した面持ちは変わらず

常に少々汗をかいているようだった。




いつもドンと構えているソウタさんの

こんな姿・・・




それだけ……重大な

特別な事なのかな・・・と思い

オレも姿勢を正した。






もっとも…ソウタさんの立場なら

そうなるのも…なんか

ごく普通なのかな

なんて、思いながら

その時を待ったんだが







今までにないガチゴチのソウタさん…

そのワケに・・・後々

納得するのだった。















ピンポーン……。









ガタッ・・・






瞬時にピキーンと硬直したソウタさんが

立ち上がる。







『ソ・・・ソウタさん』



『いいから…座ってなさい、アイル』







そう言うとソウタさんは

せっかく程よくしめたネクタイを

ギュッとしめなおして玄関へ向かった。






・・・手と足



一緒に前に出てるし・・・・・💧(苦笑)。




大丈夫か?







そーたさん……???



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