この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Best name
第32章 最高の名前
『それにしても、アイルさんは

お母さんと本当に良く似ていらっしゃる。

驚きました・・・』





オレは…さりげなく、ふってみた。




『・・・・・?。ふふ・・・そうかしら…』




長いマツゲを動かしてチラリ…

オレの方を向いて一言。






…オレにも少し、わかってきた気がした。






このお母さん…


この人は・・・なんと言うか


〃独特のオーラ〃を持っている。





アイルとそっくりの

吸い込まれるような瞳は

人を・・・相手を惹き付けるオーラを放ち





フッと…かすかに笑う表情(カオ)は

なんとも言い難い緊張感を与える。





こちらの話に対して返ってくる

『YES・NO』

程度の一言。




(それは・・・アイルもかな…?
そのへんは親子なのか・・・?)




なんて言えばイイのだろう…。

言葉を選ぶのが本当にムズカシイ。






不機嫌な顔をされたり
何か言われるワケじゃない。

喋ってくれないワケでもない

むしろアイルよりうんと喋りそうな人だ。






笑顔は笑顔だ・・・笑っている。




だけどその中に、なんか

見透かされる・・・と言うような



〃見定められてる〃みたいな…

プレッシャー・・・?





変な言い方だが…

ついつい

この人の顔色をうかがってしまう




そんな気持ちになるのが…わかる気がした。





〃プレッシャーを与える笑顔〃





この人には、相手を緊張させる力がある。


黙らせてしまうオーラがある。


……そんなトコか。





経営者として

頭角を表しているだけのことは

あるのだろう。
/986ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ