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Best name
第32章 最高の名前
例えば

アイルは・・・笑っていたら
心も笑っている。



対し



お母さんは・・・笑っているが
常に瞳の奥で何か考え事をしている



そんな風に見える人だ。






アイルは、お母さんを

『つよい人』と言っていた。




なんだかソレに納得した。





男社会だろうがナンであろうが

堂々と…対等に

つよく渡り合っていきそうな女性(ひと)。




厳しい世界を…世の中を

渡ってきたのだろうな

強くも・・・なるのだろう。




あぁ、わかった。


これまた変な言い方だが


例えるなら




このアタフタ

タジタジのソウタさんは…




デキすぎる女社長に

ガチゴチにビビってる・・・中堅社員





なんか

そんなカンジ……かもしれない。



(あくまでものの例えだぞ?(笑))





ソウタさんだって、経営者としても

何においても・・・かなり敏腕だ。




そんな人が尻込みしてしまう程の人

・・・ってコトなのか?






…なんか、チョットおそろしいぜ?





次元がちがう…そんな雰囲気に。








なんだろう…しいて言うなら




同じパーツ

そっくりの顔

そっくりの…声





持ったものは同じだけど

オーラがちがう。




同じ笑顔でも、同じ眼差しでも




アイルにある〃やわらかさ〃が

お母さんの方にはない。





お母さんの放つ

相手を硬直させるオーラが

アイルにはない。





だからワルイって事はなにもないんだが



あまりにタジタジしている

初めてみるソウタさんの姿に




オレはなんとなく…こんな風に

アイルのお母さんを観察していた。






顔は、ほんと

アイルと〃瓜二つ〃ってくらい

ソックリだから…





目が合うと

思わず

ドキッとするんだけどなオレ?…(笑)


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