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Best name
第32章 最高の名前

『ハァ~・・・
あ、いや…すまない、リョウキ。
すまなかった・・・・・・』
『やめて下さいって・・・・・』
オレとしては・・・だけど
オレはあの状況で
あの母親にソウタさんが
あれだけのことを言ってくれた
あの時点で…
言いたい事を代わりに全て
言ってもらえた
そんな気がして
お陰でオレはなんとか取り乱したり
ブチ切れずに済んだ
そう・・・思っているから。
まぁ・・・・・オレは・・・だけど。
『ぁ~・・・まぁ・・・アレだ』
『はい?』
『アトの事は…もういい。気にするな?』
『ソウタさん・・・?』
疲れ果てた・・・そんな中にも
力強さを見せた目でソウタさんが言う。
『お前らは・・・あとは
自分らのコトだけ考ろォ…?』
『え・・・・・』
『お前と・・・アイルは
やるべき事はやった。
そのまま進め。
あとのコトは~
・・・オレがケツをもつ…。
お前ら・・・なんも心配すんなぁ?』
『は・・・、それは…どういう』
ドンとかまえて…
いつもの
大きな背中を見せるソウタさん。
その真意は・・・・・・
『バカヤロ、オマエ~
…アレだろ・・・アレ…!
つまり~・・・・・・・』
ガチャ…。
それを聞く前に、ドアが開き
アイルが入ってきた。
着替えて、髪もおろし
化粧も落としたアイル。
目だけは真っ赤に腫れ上がっていた。
あ、いや…すまない、リョウキ。
すまなかった・・・・・・』
『やめて下さいって・・・・・』
オレとしては・・・だけど
オレはあの状況で
あの母親にソウタさんが
あれだけのことを言ってくれた
あの時点で…
言いたい事を代わりに全て
言ってもらえた
そんな気がして
お陰でオレはなんとか取り乱したり
ブチ切れずに済んだ
そう・・・思っているから。
まぁ・・・・・オレは・・・だけど。
『ぁ~・・・まぁ・・・アレだ』
『はい?』
『アトの事は…もういい。気にするな?』
『ソウタさん・・・?』
疲れ果てた・・・そんな中にも
力強さを見せた目でソウタさんが言う。
『お前らは・・・あとは
自分らのコトだけ考ろォ…?』
『え・・・・・』
『お前と・・・アイルは
やるべき事はやった。
そのまま進め。
あとのコトは~
・・・オレがケツをもつ…。
お前ら・・・なんも心配すんなぁ?』
『は・・・、それは…どういう』
ドンとかまえて…
いつもの
大きな背中を見せるソウタさん。
その真意は・・・・・・
『バカヤロ、オマエ~
…アレだろ・・・アレ…!
つまり~・・・・・・・』
ガチャ…。
それを聞く前に、ドアが開き
アイルが入ってきた。
着替えて、髪もおろし
化粧も落としたアイル。
目だけは真っ赤に腫れ上がっていた。

