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第32章 最高の名前
ガチャ・・・






ドアが開いて

ソウタさんに連れられたアイルが

入ってくる





おそるおそる・・・ゆっくりと。






カタ・・・






『愛留・・・・・』




お父さんが立ち上がって

アイルに先に声をかけた。





『パパ・・・』


『・・・・・・』






アイルはソウタさんの陰に隠れながら

そっと…

ゆっくり顔を出す。









『パパ・・・っ』




名前を呼ばれ

目が合ったアイルは

父親にかけよった。




そして・・・






『パパっ・・・』






ぎゅっ・・・・・・と


父親に・・・抱きつく。









『アイル・・・・・・すまなかった』




お父さんの方も

やんわりとだけど

アイルを抱きしめた。








『すまなかった・・・・・・アイル』



『パパ・・・・・ごめんなさい』







『アイル・・・・・』



『私・・・悪い子だった・・・・ごめんなさい』









『・・・・・・』




『ずっと・・・・・・あやまりたかった』









『アイル・・・・・。

もう・・・いいんだよ。

よく・・・・・・よく頑張ってきたね』






アイルが〃ううん〃と首をふりつつも

父親の顔を見上げた。




お父さんは…ごく当たり前の言葉を

アイルにかけていた




ごく・・・自然に。







『アイル・・・その…大きく…なったね』



『背なんか・・・ちっとも伸びてないよぉ』








『そ…そうか。…あぁ、そうだな…』






天然か?


そのへんは父娘(オヤコ)だったり(笑)
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