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Best name
第32章 最高の名前
『まぁ……これも、この場で

これから彼と…って言うお前に
言うことじゃないが…。

あれは……もう良いのか?アイル…』




『???』





『・・・〃学校〃

もしも・・・・・行き直す気があるなら

父さんは出来るだけのことはするよ。

今更なにを…と思うかもしれないし

お呼びでないとは思うが…。

アイルが獣医になったら、この先

カツラギさんのお手伝いも、もっと

出来るんじゃないか…なんて思ってね』





『パパ・・・』





『あ…その別に

重く取るとこはない。深い意味は…』





『…パパ。・・・ふふっ

願ってもない事だけど

もしも、もう一度…それを望むなら私

自分の力でやるよ?

そして…今度は、必ずやり遂げる。

私もう・・・親に頼る歳じゃない』





『・・・・・・そうか』





『これからは・・・親孝行する番だから』








なんか…オレ・・・泣きそう。




てか




ゲッ・・・


ソウタさん


既に泣いてるし(ひそかに)




『パパ・・・ありがとう。

病院のことも・・・今の話も』




『・・・~』







『本当に・・・ありがとう』





『もう・・・・・・よしなさい』






『パパぁ・・・っ』





『~~っ・・・・・!!』







思わず抱きついたアイルに

お父さんは

赤面・・・赤面・・・。






困った顔の・・・パパ



失敬・・・・・・お父さん(笑)
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