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安田博の性犯罪録
第2章 女子大生・吉田さやか 2
ユニットバスを出て、体をバスタオルで拭いた二人は、再び全裸でさやかの部屋に向かった。
さやかの足には力が入っておらず、安田が支える形になっていた。

ベッドの前までなんとか歩いてきたさやかは、そのまま倒れこんだ。


「おい、大丈夫か…」


「はい…」


さやかは何とか消え入るような声で返事をした。
はぁはぁと自分の荒い息使いと心臓の鼓動がベッド越しに聞こえる。
この数時間に色々なことがありすぎた。


「…お願いします。今日はこれで許してください…」


そして倒れこんだまま、安田に懇願する。
しまった、ご主人様をつけ忘れた。さやかは自分の願いが聞き入れられるか不安になった。


「おう、さすがにもう疲れたな。でもその前に…」


安田はマジックを取りだして、さやかを仰向けにして、消えかかった1本の線の上をなぞった。そしてもう2本の線を書き足した。「正」の文字まで後2本。


「3回中だししたからな」


安田はそういうと、自分もベッドに倒れこんだ。

さすがに…疲れた。このまま眠りたい。
この様子じゃ、こいつも逃げたりはしないだろう。

安田は裸で仰向けに横たわっているさやかを抱き寄せると、そのまま掛け布団をかけた。そしてその中に自分も入る。
布団の中はさやかの甘い匂いで充満していた。安田は、その匂いに興奮して、少しさやかの乳房を揉んだりキスしたりしていたが、じきに眠った。


寝息を立てている安田の横で、さやかは眠れずにいた。


このまま逃げてしまえば…


何度かそう思ったが、このまま逃げればさらに酷い目に合うという恐怖感と、数時間犯され続けた疲労感でまったく体が動かなかった。

せめてパンツくらいは履きたい。
さっき出されたのがまた漏れてきてる…
しかし勝手に服を着たら怒られるだろうか。

さやかは考えた挙句、さやかは近くのテッシュを股に当てて漏れ出てくるものをふき取った。このままテッシュを当てておけばベッドに垂れるのは最小限で済むだろう。

そんなことをやっている内にさやかにも眠気が襲ってきた。
この状況で眠くなるなんて…意外と私は神経が太いのかな。
そんなことを思っていた。

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