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禁断愛
第1章 ー真美と言う娘ー
病院から帰ってる途中、いきなり飛び出してきたバイクに跳ねられ、亡くなった。早苗のお腹の中には、俺のまだ見ぬ子供がいて、くしくもその日は真夏の11回目の誕生日だった…
「ごめんな。お前を泣かせるようなことになつて…」
目撃者が居なくて、事故の起こした奴も名乗り出てはこなかった。
「ママは?死んじゃったの?」
「うん。」
『死ぬ』という言葉は、わかるらしいが…
初七日、四十九日が過ぎ、何となくではあるが真美は、死というのを理解していった。