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運命の人
第7章 元彼
あの頃は、なかなか忘れられなくて、毎日泣いた

2番目でも、3番目でもいいとさえ思った

泣いてすがったら、変わっていただろうか。。。?

本当に好きだった。。。

拓人を忘れたくて、樹と一緒にいた

樹も、私と同じで、そんなに好きじゃないくせに、私と一緒にいた

結婚するなら、ちょうどいい相手。。。だった

いつまでも忘れられなくて、辛いことがあったりすると、思い出してしまう。。。

もう、拓人の人生と私の人生は交わることはないと思っていた

健人が弟なんて。。。

拓人とは、関係ないんだから大丈夫。。。そう思うが、拓人が頭から離れない。。。

拓人は、幸せなんだね。。。

好きな人の幸せを想えば、幸せ。。。

あいにく、心の狭い私には持ち合わせていないようだ

自分は幸せじゃない。。。

心の狭い私は、拓人の幸せが喜ぶことができない

しかも、子供2人って。。。

私の手に入れたいものを全部手に入れたんだ。。。


健人が私の髪を撫でながら聞いてくる


「また、よそ見してる。。。?」


「っ。。。」


「美海。。。俺を見て?」


「ごめん。。。

拓人の話聞いたら、思いだしちゃって。。。

健人が拓人に似てるのがリンクしてしまうの。。。



拓人にされたみたいに感じる。。。」




「っ。。。美海。。。」


「健人。。。ごめん。。。」


「困ったヤツだな。。。?

俺の方が兄貴より、いいって言わせてやる

だいたい、あんな女ぐせも悪い兄貴と何で付き合ってたの?」


「声。。。囁かれたらイッちゃうの。。。」


「俺の声も、似てる?」


優しい声が聞こえてくる


「似てる。。。健人の声も好き。。。」


「なら、旦那と早く離婚して。。。?」


「うぁうっん。。。すぐには無理だよ。。。」


「愛がないのに。。。?」


「情はある。。。家族は許してくれないよ。。。」


「お前は、周りばっかだな。。。?

自分は、美海はどうしたいの?」


「っ。。。健人といたい。。。

ぁうっん。。。ぁあっん。。。健人。。。」


健人の指に溺れていく

健人が好き。。。







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