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姉ちゃんと○○○
第23章 姉ちゃんの紙おむつ
8月が目前に迫る。
暑い日が続く。

でも、電気代の節約のため、姉ちゃんの部屋と僕の部屋は、クーラー禁止になった。

姉ちゃんの部屋では扇風機が「強」になっている。

僕は扇風機に顔を付けて言う。
「ね・え・ちゃ・ん・と・えっ・ち・が・し・た・い」

宇宙人みたいな声になる。

「何を馬鹿なことをやってるの…」
姉ちゃんが呆れる。

「セックスしようよ」
僕は扇風機から顔を離して、普通の声になる。

「ダメに決まってるでしょ! 私たちは姉弟なのよ。 姉弟でそんなんことするって異常なことなのよ。 それに、私には高山さんがいるのよ」
姉ちゃんの表情が険しい。

去年は、一度セックスをしたら、なし崩し的に何度もやらせてくれたのに、今年はガードが固い。

高山と付き合って、高山とエッチをしているためなのだろうか?
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