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姉ちゃんと○○○
第4章 姉ちゃんのおっぱい
ようやく鼻血が止まった僕は、姉ちゃんと一緒に客室に戻る。

客室の座卓に、会席料理のお膳が置かれている。

仲居さんが来て、飲み物をどうするか尋ねる。

「ビールかな? 私もあんたも」
姉ちゃんが言った。

「いいの?」
僕はちょっと戸惑う。

姉ちゃんは二十歳だけど、僕は未成年だ。

「いいわよ。 今日だけなんだし」
姉ちゃんは笑う。


やがて、料理が運ばれて来た。

姉ちゃんと僕は、座卓で向かい合って食べる。

近場で釣れるらしく、鮎の塩焼きがとても美味しい。


いつも以上に、食事中の会話が弾む。


「あんた、彼女はいるの?」
姉ちゃんが尋ねる。

「いないよ。 中高一貫の男子校なんだぜ」
僕は苦笑いする。

「じゃあ大学デビューで恋愛するわけね。 あんたのルックスだったら、すぐに彼女が出来るわよ」
姉ちゃんも笑顔を見せる。

恋愛なら、今でもしている。
姉ちゃんに片想いだけど。
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