 この作品は18歳未満閲覧禁止です
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月夜の時間
第7章 賢治の過去
瑞希(再婚後の母さん)はロングヘアーで
シュシュで右肩にゆるカールで流して
俺の理想な母さん像そのものだった。
庭のパンジーやチューリップも咲いて
マメに草抜きをしていた。
親父が1週間の出張がはじまり
初の2人の生活が始まった。
いつもは親父を挟んで話す会話が多かったのか
なんとなく話にくい。
俺は母さんと話す事を極力減らしてた。
母さん、俺の顔にあたりそうなぐらい
近くで薄気味わるいんだ。
こんなこと考えるのも俺が悪いのかな。