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第5章 order その3

『order』

ご主人様からorderのメールが届くと体のスイッチが入る。
メールの件名を見ただけでもご主人様のオンラインになったと言うサインを見ただけでも条件反射の様に体が反応してしまう。

ましてや声が聞こえたら嬉しくてたまらなくてどうしようもなくなってしまう。

恋なのか愛なのか？
主従なのか？
主従は愛の形なのか？

少しずつ封印していた自分がタカシによって顔を出しているのが分かる。
自分でも知らないもっと奥底にある自分がいずれ出てくるかもしれない。

よく分からないけれどご主人様と一緒にいたい。そばにいさせて欲しいという気持ちははっきりしている。