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第7章 拝顔

カメラが繋がる。。

「こんにちは。はじめましてかな？」
「ご主人様！！」

ご主人様！その姿は！

「指揮者の渡辺隆志！！えー！ご主人様！あのマエストロ！」

「そうだよ。わかってるかと思っていた。」

「分からないですよ。タカシって名前の指揮者を検索しましたけどすごい人数いたからまさかご主人様がマエストロだなんて。

えー！じゃあ、来月うちの大学の特別演奏に来られるのですね。
えー！」

茜は驚きで興奮状態。

「私マエストロの奴隷だったんですね。」

「今日はどうする」

「緊張して何がなんだかわからなくなってきました。」

「じゃあ、バイオリンを聴かせてもらおうかな。」

「はい。あーんでも緊張して指が回らないかもしれないです。」