この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
囚われの天使たち
第2章 支配
男は、ペンチに最大級の握力を加えた。
「いやああああああああああああ! 痛いいいいいいいいいい!」
頬の肉が破れ、血が滲む。
奈津子は一瞬息を詰まらせてから、大きく息を吸い込んだ。
「くう……!」
叫ぶことを諦めたのか、奈津子は歯を食いしばって痛みに耐えている。その苦悶の表情をたっぷりと楽しんでから、男はようやくペンチを外した。
「はあ、はあ、はあ」
痛みから開放されて安心したのか、奈津子は歯を食いしばっていた時に止めていた呼吸を再開した。呼吸を止めていたからか、その息は荒かった。奈津子の頬は紫色に染まり、そこから血がたれていた。
「さて、次は」
男は焦らすようにゆっくりと、ペンチを移動させた。頬から下に向かってペンチを移動させ、
「ここだ」
乳頭の位置で止めた。
「い、いや、お願い、やめて! もう嫌……!」
夏子の懇願を無視して、男はその幼くて小さな、ピンク色の突起をペンチで挟んだ。
「やあ……」
ペンチに徐々に力を入れていく。
「い、痛い……やめて……」
力を込めるとともに、ピンク色の無垢な肉は平べったく伸びる。
「ううう」
奈津子は顔を背けて、徐々に迫る痛みを覚悟しているようだ。
やがて男の手は、限界までペンチを握りしめた。
「痛いいい!」
奈津子は身を捻ったり腰を落としたり、激しく体を動かして悶えた。
「ううう……!」
やがて息を止め、耐え方を変えた。
男は、ペンチを大きく動かした。夏子の乳首を挟んだまま、大きく捻りあげる。
「痛あああああああああああいいいい!!」
奈津子は引っ張られて、少しでも痛みを和らげるために爪先立ちになった。