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第8章 最終章　　　　　生きること・・・そして旅立ち　

娘 「ねぇ～パパさぁ身体はどうなの？　私は日本に居れないけど弘海さんに頼むしかないけどそれで良いの？」


玲司「俺のガンは切ってみないと分かんないね・・・お前の事はアテにしてないし今は弘海がいるから死んでらんないよ」


娘 「ふ～～～ん、手術が上手くいくと良いけどやっぱりさぁ～弘海さんと籍入れとけば？」


玲司「俺もそれは考えてたけど弘海にも色々と考える事があるからさ。ねぇ～弘海、籍入れようか？」


弘海「あの・・・・なんか簡単に言ってるけど私の意見は聞かないのでしょうか？」


玲司「俺はどこまで生きられるか分かんないけど弘海と一緒にいたい、だから結婚してくれ。　　　これじゃダメか？」


弘海「いいんだけど、私もセンパイと一緒にいたいけど・・・えっ、こんな感じで良いの？」


娘 「じゃ～決まり～～～～～私、ジョンと役所に行ってくるから・・・」
弘海「へっ？　　役所？」


娘 「日本語であるじゃん、善は急げってね！・・・・」


弘海「なんか凄い展開なんだけど・・・実家に連絡しなきゃ」


玲司「そうだな、同棲する前に一応は結婚するつもりって話してるから報告しとかなきゃな」


弘海「へっ？そんなこと話してるの・・・もうなんか私だけ取り残されてるみたい」


玲司「お前は治療があったから親にも不安は与えたくないからね、言って悪かったか？」


弘海「・・・いいえ、何も反論の余地はありません」


玲司「じゃ、結婚してくれ」


弘海「ハイ」