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Sな彼女
第7章 接近

初めは誰なのか、分からなかった。

「あたしだよ?岬。茅ヶ崎岬。りょおちゃん、あたしのこと覚えている?」

一応、首を縦に振った。

町森洋輔、まちもりようすけ。
その名字と名前の真ん中の「りよう」を取って、「りょおちゃん」と呼ぶ人間は、過去に茅ヶ崎岬以外には誰もいない。

しかし、目の前の女性が本当に岬なのか判別が出来なかった。
記憶が曖昧な過ぎるのと、目の前のモデルのような綺麗な女性が「岬」だと頭の中で処理出来なかった。

じっと彼女を眺めていると、彼女は頬を赤らめて

「やだ、りょおちゃん。そんなに見つめないでよ。勘違いしちゃう」

と、ばしばし俺の腕を叩いた。

確かに、彼女は岬だ。
俺の動作、言動、行動一つで、自分が俺に好かれていると解釈する。
岬の悪い癖だ。
そういう所は何も変わっていない。


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