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第8章 口淫奉仕ｰ専務取締役

「あの‥天羽専務‥‥」


「ん？」


「私は派遣部として呼ばれたんですよね？」


「・・・
まあ‥そうなんだが、私的にはあまりその気が無くてね‥
１～２時間くらい話し相手になってくれたらそれで良い」


そういえば、樹部長は天羽専務は殆ど派遣部を使わないって‥
あの、あまりの急展開に、うっかり話を忘れそうになっていたよ。



「その気じゃないのに派遣部？？」


「なんと言うのかな？
上も色々面倒くさい‥かな？？
私としては、君の話の方が聞きたいね」


「私？
大して話せる事は‥」


「そうかな？
兄弟は居るのかとか、一人暮らしなのかとか沢山あると思うがね？」


そんな普通の事で良いの？？



「大学時代から一人暮らしです、兄弟は兄が２人居ます‥
私と違って頭の良い兄ですけど‥‥」


これ本当‥
お兄ちゃん達って、凄く頭が良い‥
揃って東大卒の、下のお兄ちゃんは今海外留学中。



「くすっ‥
君だけ頭が悪いって言っているようだね？」


「兄達から見れば私は全然‥
パ‥‥父が女の子だらかって、兄には厳しかったのに、私には甘いんです」


「父親とはそんなものだと思うが‥
私は独身だから、子供を持つ父親の心境は深くは分からない」


えっ、天羽専務って独身！？


てっきり奥様と子供が居ると思ってた。