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第22章 奏の追撃ｰ衝撃陽菜のアパート！

「参ったな、動くにも後一手足りない‥
外での証拠、これがあれば簡単に動けるんだが」


「全て内々ですから」


「まあな、秘書２課なんぞあるから、なかなか外で行動せん‥
奏が気に入っていた女、あれも切れたようだし、上手く外での決定的な証拠が掴めん」


「唄姫麗歌・・
どうやら彼女は小鳥遊さんと仲が悪く、たまたま小鳥遊さんにビンタをしている現場を、奏様が見ていたとか‥
その一件で、奏様が小鳥遊さんを追い掛け回すようにもなったそうです」


おいおい、秘書２課はどうなっているんだ？
樹の管理能力を少し疑うぞ？？



「女同士も穏やかじゃないな、唄姫だったか？その女は俺でも知っている‥
玉の輿狙いの派手で高飛車な女‥俺にすればそんなイメージだ」


「実際にそのようです、連れて歩くには派手で都合が良い女‥そんなところでしょう」


「時雨、お前が一番キツいぞ？」


「俺はそういう女が嫌いですので‥」


「そりゃ俺も同じだ‥
時雨の妻は大人しめタイプだったよな？」


これで時雨は既婚者、ついでに言えば二児の父親‥
普段まるっきり見えないのが時雨らしい。



「俺の事は関係無いと思います‥
問題は社長です、良いんですか小鳥遊さんを逃して？？」