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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第22章 奏の追撃ー衝撃陽菜のアパート!



「まさかだろ?
何の為に2年以上奮闘していたと思ってんだ、陽菜は確実に捕まえるさ」


「社長が嫌いという訳では無さそうですし‥
小鳥遊さんは、多分、と疑問形でしたが」


「・・多分かよ・・」


陽菜得意の天然なのか、本気で言っているのか理解に苦しむぞこれは。


ついでに時雨流の嫌み‥
独立時からの付き合いだ、時雨は俺に対し一定の敬意は立ててはいるが、口で言うなら五月蝿く遠慮が無い。


俺もそれが気に入ってはいるんだがな。



「とにかく、今一番動きそうなのは奏様でしょう‥
そして‥奏様は小鳥遊さんを諦めたんですか?」


「っ!
そう言えば、奏の奴は悠久が陽菜に取った行動を知っているのか?」


「そこまでは流石に‥
ですが、小鳥遊さんの解雇の件に対しては、悠久様にかなり噛み付いたようです」


「・・・
なら知らんな奏は‥
そしてまだ陽菜に付き纏う可能性もある、全く面倒くさい親子だ」


俺でさえ、陽菜に取れば悠久達を思い出すというのに、奏はまだ諦めていないと来た‥
もう少し、陽菜の身辺に気を配らないとならないだろう。


本当に余計な兄貴を持ったなこりゃ‥‥



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