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第22章 奏の追撃ｰ衝撃陽菜のアパート！

「関係無くないです‥
会社では社長命令は絶対、私はそれに従っただけ‥‥」


「俺の事はどうなんだよ陽菜・・」


「それは‥‥ごめんなさい‥
奏常務でしたら、もっと良い女性が居ます、私はもう放っておいて下さいお願いします」


私の本心‥
あの会社を離れたからこそ言える事だって‥ある。



「俺は陽菜が良いって言ってるんだ！
なんで分からない、俺の元にくれば良い思いをさせてやるって言うのに」


「・・・
良い思いって何ですか？
私は‥人形じゃ無いんです、誰を選ぶか、どんな生活をするかは、私の自由だと思います‥
人に押し付けられるものじゃないの‥‥」


「こんな安アパートが自由な生活かよ」


「私に取れば自由です、全てが奏常務の基準じゃ無いと思います」


どうして分かってくれないの？


此処に住んだのは私の意志、私が自由に自分で選んだ‥
そして、今度は違う選び方をしようとしているのに、どうして邪魔をするの？？



「・・・
ダンボール‥引っ越しする気か‥‥
そんな事で‥‥‥逃がさない‥‥陽菜！！」


「！？
っっ！きゃっっ！！」


奏常務に捕まる‥
腕を掴まれ、強引にベッドに押し倒されて‥‥


男の人の力には適わない‥
誰か‥‥助けて‥‥‥雲母っ！！