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淫の館
第9章 水の躾
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やはり館主様は見てくださっている。
石畳の躾の時とは違う。
今は私だけを見て、全神経を私に向けている。
昨日の火の躾と同じだ。
触れ合わずとも、今、館主様の全てが私に注がれているのだ。
ジャラ…ジャラ…
また、引き揚げられる。
館主様は私に視線を合わせている。
濡れた作務衣の紐を見ずに解きながら、私をじっと見ていた。
ジャラジャラ…ドボン…
あぅうっ…
私が慣れたのに気づいたのか、滑車を思い切り回された。
隠すものなく曝された秘部に水が容赦なく当たる。
ジンジンとした痛みが拡がり、疼きへと変わっていった。
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