この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
淫の館
第9章 水の躾

「いただきます。」

「水の躾、嫌なのによく頑張ったな。」

突然言われて涙が決壊した。

「おいおい、誉めてやったのに泣くことはないだろう。」

「よくわからないですが、何だか嬉しくて…」

自分の感情がどこにあるのかわからなくなっていた。

数日前まであんなに憎んでいたのに、今は館主様がいないとどうにかなってしまいそうだった。

館主様が躾を通して私に教えたいこと、それを探るので精一杯なのだ。

「今日もご飯、美味しいです。」

グスッと鼻を啜りご飯を口に運ぶ。

「お前は本当に面白いやつだ。」

館主様が心から笑っている。その笑顔を見るのすら嬉しかった。

きっと明日も謎のままに躾を施されるのだろう。

とにかく、館主様のなすべきまま、思うままに全てがなっていくのだ。


/743ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ