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淫の館
第10章 木の躾

「さて、今から木の躾を施す。」

結局、昼食は味も判らぬまま、ぼぉっとして終わり、午後の曜日の躾の時を迎える。

この時だけは、館主様は私だけのもの。

躾という調教を受けて、無理矢理、姿や性質を変えられているという意識はなくなっていた。


水の躾を乗り越えられたから、もう不可能な躾はない。
勝手にそう考えていた。

私はまた竹の磔にされる。
『木の躾』だからそうなるだろうと予想していた。

そして爪先立ちまで吊り上げられて、館主様が壁に掛けていた竹刀を手に取った。

先の割れた竹刀だ。

1つ違うのは、曜日の躾中は、いつも全裸ということ、でも昨日も竹に全裸で括り付けられたのだから、大丈夫。

安易に考えていた。

「この竹の鞭をどうやって作っているか教えよう。」

「はい、館主様。」

「まず、竹を細く切る。切るというより叩き割る。
そして火で炙ると柔らかくなる。それを曲げて冷やすと固まる。
何度も炙り反対に曲げて冷やす。繰り返して最後は真っ直ぐに伸ばして固める。

次に蝋を塗って炙り、芯まで蝋を染み込ませ、これも何度も繰り返す。するとどうなると思う?」


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