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淫の館
第10章 木の躾

足の鎖は別々の滑車に結ばれ、引き揚げられると自然と開いていく。

ああ、そんなことをされたら、

取り乱す自分が予想出来て、私は目を瞑った。

ピシーン…

ううっ…

予想通り、今まで閉じられていた内側を叩かれる。

痛みと共に痒みが拡がる。

内側の柔らかい皮膚にてきめんに効いて、次を打って欲しくなる。

あぅう…

堪えられたのは数発で、すぐに私はお尻を揺らして喘ぎ続けた。

ジャラジャラと鎖が鳴るのも厭わずに、お尻を左右に振っていると、鞭が予想外の所に当たって気持ち良かった。


あああっ…あああっ…

はしたなくねだる声が広い部屋に響いた。


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