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淫の館
第17章 木の躾…2週目
男がベッドから立ち上がり、私に後について来るようにいう。
部屋を出て、試練の間を出て玄関脇の階段まで連れて行かれる。
階段の壁に大きなホワイトボードが下げてあり、縦列に女性の名前、朝げ、昼げ、夕げ、宵の間が2分割された時間割のような表があった。
一番右側に真新しく書かれた枠があり『下(しも)』と名前の代わりに書かれた私の欄が出来ていた。
私の欄だけ午前と午後に躾の欄があり、その前後に狭い欄がある。
「これが今日から始まるお前の業の予定表だ。躾の前後に業が入っている。
書かれているのは部屋番号だ。最初の内は部屋の者がここまで迎えに来るから、ここで待つように。」