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淫の館
第17章 木の躾…2週目
表には既に全ての欄に数字、つまり部屋番号が書かれていたが、番号と顔の一致する僅かな弟子たちの番号は無かった。
そしてホワイトボードの横に同じ形式の帳面のようなものが下がっていた。
どうやら明日以降の予約帳のようだけど、それの説明はされなかった。
そして、この男は1号室のようだ。
「とりあえず一巡するまでは、この業番付を見ればよい。その先のことはその時説明されるだろう。」
「はい、わかりました。」
私は返事をした。
「じゃあ、試練の間に戻って、館主様が来るのを待て。」
男は階段を上がって行ったが私は頭を下げて元来た道を戻った。