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淫の館
第17章 木の躾…2週目

「おお、ようやく来たか、そしてあいつをイカセてやることができたわけだな。」

小一時間くらいだろうか、やはり館主様は待っていたようだ。

そして一の次さんの体質もわかっているようだ。

ようやく躾の時を迎える。
館主様が私を相手してくださる貴重な時間。

今までは新参者が寵愛を受ける。目新しい者に手間をかけるのは当たり前くらいに思っていたが、
大勢が館の為に存在し、館主様も館の管理で忙しいことを知れば、
貴重な時間をいただいているのだと理解出来た。


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