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第17章 木の躾…２週目

ﾋﾟｼﾝ…ﾋﾟｼﾝ…

手を上げているせいで袖が捲れ、裾もどんどん乱れていった。

ﾋﾟｼｨｰﾝ…

ぅあああ…

捲れた腕に直に強く竹が当たり、思わず叫び項垂れてしまう。

でも大丈夫、吊り輪は離していない。

ﾋﾟｼｨｰﾝ…

ｳｷﾞｬｧｱｯ…

立て続けに同じ所を打たれてみっともない叫び声を上げてしまった。

｢これには慣れてしまったのかな？｣

｢いいえ、もっと躾をしてください。｣

館主様は面白くないのだろうか、相手をしてもらえるようねだっていた。

｢ふふん、いい心構えだ。｣

ﾋﾟｯｼｨｰﾝ…

くぅううぅ…

今までとは違う痛みが走った。