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淫の館
第17章 木の躾…2週目

「そろそろ美しい肌を見せてもらおうか。」

館主様が後ろに回り、着物を裾からたくしあげて捻り私の顔に巻き付けていき、裸になり顔は隠され視界がなくなる。

「震え出して怖くなったか?」

自覚はないが私は震えているようだ。

ピシャァアン…

ギャアアア…

ピシャァアン…

ギャアアア…

ピシャァアン…

グォオオオ…

直に打たれて、肌が裂けるように痛みが走る。

どこからいつ飛んでくるのか見えない恐怖に私は包まれた。

「しかし、よく堪えているな。白い肌に走る赤い痕が美しい。
赤い服を纏っているように色付けてやろう。」

痛みから痺れ、そこから痒み、熱へと変化して私の皮膚は裂けて焼け尽くようだ。


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