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淫の館
第2章 2回目の逢瀬

男と会って、男の好き放題され、見返りに満たされた。

私は元来、性欲が強いのだろうか…
それとも、今まで以上の快感に身体が味をしめてしまったのだろうか…

2、3日は、『次に会った時には、貴女を飼ってあげよう。』と男に言われた恐怖の方が思い起こされ、また会いたいとは思わなかった。

男がボランティア的に性感マッサージを行っていると想像していたのに、
奴隷として飼うためのM女探しのための釣りなのだと、かなり騙された感もあったのだ。


でも、今まで味わったことのない快楽を身体は知ってしまった。

4日を過ぎるとあの快感を味わいたくなり、自分で慰めたが、物足りなさに余計に飢えを覚えたのだ。

そしてとうとう5日目にはパソコンの前に座り、あのサイトを見て、また連絡するかどうか悩み、
その日の終わりに、2回目も初回と同様に会ってもらえるのかと、質問していた。

初回会うまでは、夜遅くのチャットには男からすぐに返事が来ていたのだが、とうとうその日は返信が来なかった。

返事を催促する文面を書き込もうか、はたまた、2回目の申し込みはすべきでなかったか、悩み始めて諦めて寝てしまった。


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