この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
淫の館
第2章 2回目の逢瀬

男はベッドに置いた縄を隠すように座っていたのか、まだ、沢山の縄が見えた。

また1つの縄を取り、綺麗に束ねられたそれをほどき、次は胸の下を縛っていく。

手足を縛られた身体で真っ直ぐに立つのが精一杯で、頭は混乱していて、プレイなのか、本当に飼われてしまうのか判らなかった。

脇と、胸の真ん中と、3ヶ所で、胸の上下を通っていた縄が纏められ、乳房に圧迫感があった。

男は無言で作業を続け、部屋の角に立て掛けられた鉄パイプを取る。

よく見ると両端はフックになっていて、パイプでなくコイル状のもので、後ろ側の結び目にフックを掛けて、天井にあるリングに反対側のフックを掛けた。

コイルのバネは強力で、私の踵は浮き、軽い爪先立ちになった。

「やめて、外してください。私、M女じゃありません。」

「自己判断は要らないんですよ。
Mかどうかは自ずと解るものです。
貴女は自分の身体の反応に素直になればいいのです。
私はそのお手伝いをするだけです。」

男はそう言って、私の後ろに回り、またベッドに座って姿がほとんど見えなくなった。
/743ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ