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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第3章 近親相姦の始まり
母親は1ヶ月に数日だけしか帰ってこない。

例のパトロンと悦楽を求めベッドで激しく目交(まぐわ)ってるのだろう、それしか無い。

ここのマンションに引っ越してきてからは、母親も家にオレがいるから遠慮してるのか、それとも思春期になったオレにそんな場面を見られたくないのか、ラブホテルとかを利用してるのだろう。

母親はフラッと現れ、オレに数万円渡してまたどこかへ消えていく。

この金で月の食費を賄えという事らしい。

金額は決まってないが、中学生にしてはまとまった大金をくれる。

飯といっても、カップラーメンやレトルトのカレー、卵を焼いたりパンだけで済ませる事も多く、

残った金は、いざという時に必要な事があるだろうと思い、あまり無駄遣いをせずに貯金に回し、お陰で中学を卒業する頃にはそれなりの額が貯まった。

中学に入って間もない頃は、母親とほとんど顔を合わせた記憶が無い、オレが学校に行く頃、家に帰って来て母親は寝る。
そしてオレが家に帰って来る頃には母親はもう起きて支度しをして家を出ていった。

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