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第35章 死闘

沖縄旅行の頃は他人妻４８才、私５０ですか。この頃ダンナくんは４３ですよ。この歳でセクスレスですからね。月に何回か。いや２,３か月に何回か。私から見たら異常ですよ。病気ですよね。

私ら(ノリコ＆サト)の交際当初は、向こうは子供もいて主婦・母親業やってましたから、ラブホへ行ける回数はそんなにありませんでした。前述の如く近所のスーパー駐車場が定番の密会の主戦場です。

もうですねえ、他人妻ノリコが愛おしくてしゃあないんです。抱き合ってキスしてそれだけで互いの愛情がオーバーフローです。セックスと愛情は違うと言う人がたまにおりますが、セックスありきの愛であり、愛ありきのセックスです。愛情の無い所にセックスは生まれないし、セックス無い所に愛情は生まれません。

さて、某有名歓楽街付属ラブホ街の１室。

弾力のある広いベッドの上、２枚重ねになった五十路カップルが同時に昇天しまして、間男は他人妻からいつもの蟹バサミで腰を締め付けられて幸福の極みです。他人妻の激情が収束するまで放してくれません。こちらは既に白子を放って静養しているのに相方はまだまだ自ら勝手に震えて鼻を啜り悶えております。

ダンナくんよ、これが男女の愛の姿なんだよな。
私が女の抱き方を教えてあげるか。